DATA
| 前職 | 日系弁護士事務所 弁護士 / 年収1250万円 |
|---|---|
| 活動期間 | 約2ヶ月 |
| ヘッドハンター面接数 | - 人 |
| 応募求人数 | - 社 |
| 面談社数 | - 社 |
| 内定数 | - 社 |
現職
サービス会社 法務部 年収非公開
日系弁護士事務所で弁護士として活躍していた青山氏は、2年半の就業の後に事業会社内の法務職（企業内弁護士）へのキャリアチェンジを決意した。しかし、転職活動を始めると、2つの課題に直面する。課題をいかに克服し、転職を成功させたのか。その秘訣を伺った。
転職理由
弁護士事務所から事業会社への転職を目指して
法科大学院を修了後、弁護士資格を取得して国内の大手弁護士事務所にてビジネス法務に携わっていた青山氏。海外企業の買収案件など、規模の大きなM&A案件も担当させてもらい、弁護士としてそれなりにやりがいを感じていた。「しかし、アウトソーサーの立場ではお客様から依頼された範囲でしか案件に関われませんし、大手事務所のアソシエイトの場合には、さらに細分化された範囲の中で仕事をするよりほかありません。そのうち、法律事務所に持ち込まれる前のステージ、すなわち案件が生まれてお客様の事業として根付くまでの全ステージに関わり、そのビジネスインパクトを内部で見届けてみたいという思いが募ってきたのです」。
そこから事業会社の法務へのキャリアチェンジを考えるようになる。「弁護士から事業会社に転職をした場合、待遇面で大きく水準が下がることは想定されましたが、弁護士としてのキャリアが長くなればなるほどその格差は広がり、キャリアチェンジを決意するには障害が大きくなります。そこで、2年半を経過したタイミングで転職を決意したのです」。
ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター
弁護士を採用する企業が少なく、転職活動は難航
転職活動にあたり、ビズリーチと無料の大手人材紹介会社に登録した青山氏。しかし、転職活動を始めると、2つの課題に直面してしまう。ひとつは、弁護士を企業内弁護士として採用するという価値観が企業側にまだ浸透しておらず、応募できる求人が少ないということ。「ビズリーチを通じて、希望する求人を持っていそうなエージェントに6社程度登録しましたが、実際に希望に合致する求人を紹介していただけたのはその半分に留まりました」。
直面したもうひとつの課題は、応募条件に経験5年以上を求める求人が多く、社会人経験2年半の青山氏がそれをどう乗り越えるかということ。「いかに優秀かつ献身的なヘッドハンターを見つけるかが勝負の鍵であることを痛感しました。大手エージェントにも複数登録を行いましたが、弁護士に対する転職支援経験がないためか、ニーズにマッチしない求人ばかりを提示されたところもあり、結果的に時間を浪費してしまいました。大手エージェントの場合、面談を行ってからでないと求人紹介を受けることができませんが、ビズリーチの場合には、登録しているヘッドハンターが持つ求人情報などを得た上で面談を設定することができるので、とても効率的でした」。青山氏は2つの課題を無事乗り越え、海外展開中の新興サービス会社で内定を獲得した。
転職成功の鍵
優秀かつ献身的なヘッドハンターに出会えたことが、転職成功の鍵に
「今回力になってくれたヘッドハンターは、小規模エージェントの所属ながら、企業理解力、交渉力といった点で群を抜いており、彼なくして今回の転職はなかったと断言できます。たとえば、応募条件から外れていても、自身の力量やポテンシャルを理解してくれるヘッドハンターに出会えれば力強く交渉してくれますし、競合候補者がいてもアドバンテージを発揮することができます。彼との出会いをつくってくれたビズリーチには、とても感謝しています」。
さらには、ヘッドハンターのアドバイスが大きな力となり自分の価値を伝えることもできたと言う。「応募企業の経営方針や法務課題を調べ、自分が貢献できることを徹底して分析しました。私の場合、国内はもとより、海外M&Aの基礎的な経験もありましたので、これから海外展開を図っていく上でその経験を活かせることや、株主総会準備や契約書レビューなどの日常業務でも力になれることを伝えました。さらに、弁護士事務所の内情を知る弁護士をたてることにより、数千万円から数億円にも及ぶ弁護士事務所へのトランズアクションコストを一定程度削減できる点をアピールしました。弁護士のキャリアステップも、ファームに所属する以外に多くの可能性と選択肢があることを、自らが実証できたらと思います」。
ビズリーチより
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