1. 転職サイト ビズリーチ
  2.  > 転職成功談
  3.  > 2回の転職で、ソフトウェア会社の海外事業責任者ポストを獲得

2回の転職で、ソフトウェア会社の海外事業責任者ポストを獲得

藤田氏(仮名/男性/40代)

DATA

前職 ソフトウェア会社 事業部長 / 年収1400万円
活動期間 約3ヶ月
ヘッドハンター面接数 7人
応募求人数 15社
面談社数 7社
内定数 3社

現職

情報システム会社 グローバルビジネス開発室長 年収1450万円

藤田氏は大手電気通信会社に23年勤めた後、キャリアの幅を広げるため、ソフトウェア会社に転職。その1年後「裁量権を与えられる仕事」を求め、ヘッドハンターから案件を紹介されて2週間で情報システム会社への入社を決意した。転職成功にはどんな工夫や行動があったのだろうか。

転職理由

23年間勤めた会社からの転職。キャリアの幅を広げるため他業種に飛び出す

大学卒業後、大手電気通信会社で23年間さまざまな業務を手がけ、グローバルネットワークの事業展開も担っていた藤田氏。新規事業としてクラウドビジネスにも携わり、アメリカやAPAC市場にも進出。「今の会社でやり残したことはない」と思えたとき、ビズリーチを通して1回目の転職活動を始めた。ほどなくして、あるヘッドハンターから声がかかり、小さなソフトウェア会社のクラウドビジネス立ち上げ案件を紹介される。

「電気通信会社には23年とかなり長く勤めていたので、転職活動を始めると、競合他社からのスカウトが数多く届きました。求められる仕事内容やスキルはマッチしていましたし、年収・ポストともに魅力的な案件が多くあったのですが、ライバル会社に転職するのは、元同僚や先輩、上司たちへの裏切りのような気がしてしまって……。そこでまずは、競合以外の会社に入ってから、2回目の転職で門戸を広げていこうと考えました。新しい仕事をしてキャリアの幅を広げながら、さらに次のキャリアを考えたいと思っていた自分にとって、このとき紹介された『サービスローンチまで、1年間限定の事業部長ポストを任せたい』というソフトウェア会社のオファーは、最適なものでした」

ビズリーチで出会った求人、ヘッドハンター

「裁量権の大きな仕事」という軸で、2回目の転職活動をスタート

ソフトウェア会社に転職して1年がたつころ、このまま会社に残るか、違う環境に挑戦するか悩みつつ、ミッションとして課せられたクラウドサービスのローンチと並行させて、転職活動をスタートさせる。登録していたビズリーチの職務経歴書を更新すると、1回目とは違うヘッドハンターからすぐに連絡が入った。「自社開発したデータ転送ソフトを、オリンピックイヤーまでに世界シェア1位に押し上げたい」。そんな情報システム会社の案件を紹介されたのだ。

「企業側が求めていることは『現状で、アジア市場のシェア1位、世界シェア4位のデータ転送ソフトを、2020年までに1位にすること』でした。そして『グローバル展開に必要なプロジェクトの進め方や人材の採用、戦略策定など、すべてをあなたに任せます』と言うのです。裁量権が大きい分だけ、結果はシビアに求められますが、非常に挑戦しがいのある環境だと思いました」

転職するならば、裁量権の大きさを仕事選びのゆずれない軸に掲げていた藤田氏にとって、このオファーは引かれるものだった。その後、順調に2回の面接を経て情報システム会社から内定を獲得。他にも、日本でビジネス展開を考える著名なアメリカベンチャー企業の副社長や、アジアで新規ネットワーク事業を手がける会社のナンバー1といった内定ももらっていた藤田氏は悩んだものの、任せられる仕事範囲の広さと裁量権の大きさに引かれ、情報システム会社への転職を決意。案件を紹介されてから2週間弱のスピード転職だった。

転職成功の鍵

ヘッドハンターとコミュニケーションを重ね面接に挑む

転職活動中は、職務経歴書を頻繁に更新し、企業やヘッドハンターに「積極的に活動している」ことが伝わるよう意識していたという藤田氏。ビズリーチサイト内にある「注目を集める『職務経歴書』の書き方」といったノウハウを何度も読み込み、具体的なキーワードを追記するなど、職務経歴書のブラッシュアップには、しっかり時間をかけたという。さらに、今回出会ったヘッドハンターは企業とのパイプが太く、面接前には採用担当者の性格や好みなど、多くの情報をタイムリーにシェアしてくれたそうだ。それによって心に余裕がうまれ、自信を持って準備できたことが、スムーズな選考につながったと話す。また、紹介されたポジションは企業の非公開ポジションで、企業とヘッドハンターが強固な信頼関係を築いていたからこそ、出合えたものだった。

入社して3カ月がたった今、藤田氏はまだまだ海外での認知度が低い「データ転送ソフト」の責任者として四苦八苦しながらも充実した日々を過ごしている。まずはアメリカで事業展開するために、プロモーションを手がける企業とのパートナー契約を進め、認知度アップのための施策を考えている。「これをやりなさい、と指示されることがないのですべてが試行錯誤です。もちろん苦しさもありますが、信頼されて任されていることが何よりもうれしいですし、想像していた以上に日々やりがいを感じています」アメリカで事業展開をしていくために、一緒に事業をつくる仲間を探しつつ、パートナー企業探しに奔走している。

ビズリーチより

ビズリーチのご利用には会員登録(無料)が必要です

ビズリーチに無料登録して、26,200社以上の厳選企業や6,600名以上の優秀なヘッドハンターからスカウトを受けましょう。

新規会員登録(無料)
ログインはこちら

経営・事業企画転職成功談一覧へ